電話一本で欲しかった鉄道模型を手に入れました

私は鉄道模型(Nゲージ)を高校時代からコレクションしており、現在でも大切にしているのです。

中でも両親に約30年前、大阪から札幌を結んでいた寝台特急のトワイライトエクスプレスの客車と電気機関車を買ってもらったことが印象に残っています。

当時のトワイライトエクスプレスは寝台券の取りにくい列車として人気を誇っており、俳優の松平健さんが新婚旅行で使ったことがワイドショーで報じられていたのです。

そんなトワイライトエクスプレスは早速模型化され、10両編成の客車と電気機関車で約2万円しました。

それもトワイライトエクスプレスの鉄道模型は人気が高くて入手困難となっていたのです。

でも私はどうしても欲しくて鉄道模型のカタログの最後のページにある鉄道模型取扱店の電番号をかたっぱしからかけることにしました。

現在はインターネットで検索して在庫のあるお店を調べることが当たり前になっているものの、80年代は電話しか手段がありませんでした。

カタログに掲載されている鉄道模型店に電話して在庫を聞いても「売り切れ」と返された一方、それにめげずにしらみつぶしにかけました。

やっと15軒目だった東京都葛飾区の立石にある鉄道模型店で「在庫がある。」の返事に心が踊ったのです。

私は店主さんに「翌週の土曜日の午前中まで取り置きして。」とお願いしました。

約束した日時に私は電車に乗って立石まで行ったのです。

立石駅の東口を降りて商店街のアーケードをくぐり、電話した鉄道模型店を見つけました。

店主さんに挨拶をして「予約していたトワイライトエクスプレスはあるか。」と聞いたらすでに用意していただいていたので紙袋に入っていたのでした。

私は2万円を払って念願のトワイライトエクスプレスの鉄道模型を手に入れてとてもスカッとしました。

しかも穴場の鉄道模型店だったので、数年後に上野から長野を結んでいた特急列車の鉄道模型もここで手に入れたのです。

現在は閉店してしまったものの、手に入れたものは大切にしています。

このように電話1本で鉄道模型の在庫を探して手に入れることはとてもスカッとしたのでした。